小川聡院長から音読運動を推薦戴きました。
日本健康音読運動協会へ
コロナの感染予防のため、多人数が集まって大声でおしゃべりすることを控えないとなりませんし、「黙食」と言う言葉も生まれました。こうした中で、多くの高齢者が自宅に引篭ることを余儀なくされています。マスクをして家の周囲を散策するだけでも感染への恐怖心がぬぐい得ず、独り家の中でテレビの前に座り込む時間が長くなってます。クリニックを開業していると、かかりつけの高齢者から時々、「息苦しい!何とかしてください」という電話をもらうことがあり、手持ちの装置で血中酸素飽和度を測って頂くと、呼吸器疾患や心疾患が何もない方なのに90%そこそこの異常低値になっていて驚かされることがあります。
ただ、そこでちょっと深呼吸を繰り返してもらうと簡単に98-99%と正常化するのです。まさにテレビの前に座り込んでいるうちに、無意識に呼吸が浅くなり、次第に横隔膜も上昇してきて肺を圧迫した結果の換気量の低下が原因だったのです。
幸い同世代の私の家内には、今のところそういうことが全くないのですが、趣味で取り組んでいるイタリア歌曲の練習で、暇を見つけては大声をあげています。さらに、今でこそ公民館に集まっての太極拳の仲良しクラブも休会中で、自宅で独りでやってますが、
これも腹式呼吸が基本の運動なので、呼吸機能の維持に最適です。
こうした時代であればこそ、音読・ウォーキングの大切さを実感しております。
小川聡クリニック院長 小川聡
小川聡院長のプロフィール
慶應義塾大学医学部教授(呼吸循環器内科)
慶應義塾大学病院副院長
慶應義塾大学名誉教授
国際医療福祉大学三田病院病院長/心臓•血管センター長
平成28年国際医療福祉大学三田病院名誉院長
小川聡クリニック院長
◆心臓ヘルスケア外来
動悸、息切れ、不整脈、疲れやすいなどの症状で不安を持っている方、信頼できる小川聡クリニックにご相談されることをお勧めします、(健康音読協会推奨)
1.患者様には、時間をかけて十分な説明を心掛けています。
どういう病気か、このまま放置すれば今後どんな事が起きる危険があるか、治療の必要はあるのか、治療するとしたらどんな選択肢があるのか、などを納得できるまで説明させていただきます。
2.迅速かつ正確な診断に携帯型心電計を利用しています。
「動悸がする」、「胸が苦しい」という症状を訴えて来られる患者様が多いです。40年以上にわたるキャリアから、問診や簡単な検査だけでもかなり診断を絞り込めますが、最終的には症状が出ている際の心電図を撮る事が不可欠です。